量より質?質より量?
本日はコロナワクチン接種に伴う発熱で仕事が休みとなり
練習もできないことから最近思っていることを書こうと思います
量が大事なのか質が大事なのかって話がよく
されると思います
結論から言うと両方大事です
マラソンが速くなりたいのに
筋トレばかりしていても速くならないですよね?
逆にジョギングばかりしていても100m走は大して速くならないでしょう
目的に合った練習内容と強度≒練習の質というのはある程度必要ですが
まずどっちが先かって話になれば
僕は間違いなく量(頻度)だと思います
何でかと言うと、どんな競技だろうと継続的に練習を行うことが重要だからです
だから最初から高負荷だったり難易度の高いメニューに取り掛かってしまうと挫折しやすいと考えたからです
そもそもトレーニング初心者においてはまず基礎的な体力が不足しているケースが多く
特に難しく考えなくてもある程度の量をこなしていれば能力が向上するパターンがほとんどです
実際に自分もそうでした。
私の場合はコロナ感染拡大でGWの連休に外出ができなくなったのを機にローラー台でのトレーニングを始め、毎日100km走ろうといったかんじで
10日間で1000km走破を達成しました
特に高負荷なトレーニングはしておらず
最大でもSSTまでで基本的にはテンポまたはリカバリー領域でとにかく動画を見ながらローラーを回す日々でした。結果としてはFTPで50w程の改善が見られて、3倍ほどだったパワーウェイトレシオも3.8倍くらいまで向上し、ホビーライダーとしてはそこそこといったレベルまで引き上げることができました。
私のケースは元々それなりに練習をしていたのもあり極端ですが、週一回➡︎週二回➡︎週三回といったように筋肉痛などの具合から徐々に増やしていくのがおすすめです。
人間というのは不思議なもので最初は嫌々だったりしますが一度習慣化されると練習しないことがむしろ不自然で練習しないと気が済まなくなってきます。
これは他の家族にも同じ現象が起こります
最初のうちは今日もやるの?といった反応ですが
今日はやらないの?という形で家族にとっても
一つのルーティンになっていきます。
ここで重要なのが、家族生活の邪魔になりにくい時間を選ぶことです。
家族にとって負担となってしまうと習慣化の段階で断念することになりかねません
オススメは早朝または夜子供たちが寝静まる21時以降といったところでしょうか
そのあたりは奥さんと要相談といった所かなと思います。
量を増やしていくメリットとしては
練習のバリエーションが増やせるという点があります
距離を伸ばしてみたり、インターバルを取り入れてみたり、イベントやレースに参加してみたりといった形で色々なことにチャレンジできるようになります。
これらはある程度の量をこなして基礎体力をつけなければただの失敗体験に終わります
基礎体力をつけてイベントやレースに参加する
そこで必要性を感じた時初めて、練習の質という所を考えれば良いのかなと思います
そもそも、ある程度の量をこなしていくうちに
同じメニューでは飽きてしまうので自然と
色々なメニューを試してみたりすると思います
いつものペースが楽に感じられるようになって
もう少し早く走ってみようと思うのではないでしょうか
つまり、量をこなすようになるとある程度練習の質というのは自然と高くなっていくものです
まずは習慣化もっといえば走ることを楽しむことが大事なのかなと思います